少し前に「久し振り!今度会って話さない?」と昔の友人から連絡がきました。
久しぶりの旧友からの連絡でワクワクしながら当日を迎えました。
久しぶりに会ってみて、近況から昔話と話が盛り上がっていましたが話が徐々に副業やビジネスの話になっていきスリーピースに勧誘されました。
このような経験をされた方は私だけではないはず…
これはスリーピースなどのネットワークビジネスに勧誘する時のよくあるパターンの1つです。
久しぶりの友人からの連絡が来て楽しみにしていたのに…
ビジネスに誘われるために呼ばれたのか…とがっかりしました。
このように友人に対して非常にがっかりし、もう連絡が来ることは無くなりました。
しかし、相手はネットワークビジネスのやり方を忠実に守っているだけです。
スリーピースに興味が無いから断りたいけど、どのように断ったら相手との関係が崩れないですむのか分からない方も多いと思います。
スリーピースや副業・ビジネスに興味があればいいのですが、全く興味がない場合どうやって断ればいいのでしょうか?
断り方にも考えながら断らないといけませんし、下手な断り方はまるめ込まれたり、相手との関係が断たれてしまう可能性があります。
ここでは、多くの人が悩んでいる「スリーピースに勧誘された時の断り方」についてお教えしたいと思います。
ネズミ講についてご存じですか?
突然ですが、ネットワークビジネスとネズミ講についてご存じでしょうか?
よくネットワークビジネスをネズミ講と勘違いされて、断る方がいらっしゃいます。
しかし、ネットワークビジネスとネズミ講は全くの別物です。
ネットワークビジネスは合法であり正当なビジネスですが、ネズミ講は違法であり犯罪になります。
そしてネットワークビジネスとネズミ講が合法なのか違法なのか決定的に異なる点は…
「物があるか否か」です。
通常なら口コミをして友人が商品を買ってもお金は入ってきません…
しかし、ネットワークビジネスは入会し商品を売る権利を貰えれば、商品を仕入れて売ることでお金を稼ぐことも出来ます。
誰かをビジネスに勧誘すれば商品の購入がされるので、購入代金の一部が広告代として貰えます。
このような仕組みは、商品、つまり物が介在しているので合法なんです。
しかし、商品が介在せずに入会費用を払いグループに参加してもらうことで入会時の費用が一部貰える。
上のような仕組みは、物が介在せずネズミ講になるので違法です。
また、ビットコインなどの仮想通貨を用いた物なしマルチも危険なので辞めておいた方が賢明です。
もし、その勧誘がネズミ講であれば、無限連鎖防止法によりその友人は処罰されることになります。
勧誘されやすい人はどのような人なのか?
口コミネットワークビジネスはまず最初に100人リストを作ります。
これは口コミを行う相手を100人リストアップすることをいいます。
親しい友人・知人はもちろん、携帯に入っている連絡先は全てリストアップの対象となります。
さらに100人リストを作成する際に、あなたが勧誘する側になった時のことを想定してみましょう。
リストに挙げる相手はどのような人を選びますか?想像しますか?
当然ながら口コミしやすい相手をリストアップするかと思います。
では口コミしやすい相手というものはどのような人なのでしょうか?
人当たりの良い、気の弱そうな人、優しそうな人を選びませんか?
もしあなたが周囲の人に上記のように言われることが多い場合は「勧誘しやすいターゲット」にされてしまいます。
私はある半年の間に3回別々のネットワークビジネスに勧誘されました。
スリーピース勧誘ABCの実態とは?
スリーピースに限らずネットワークビジネスに勧誘する際によく行われているのが…
ABCという勧誘方法です。
ABC勧誘というのは
A⇒Adviser(説明する人)
B⇒Bridge(勧誘してきた人)
C⇒Client(あなた)
となります。
Aさんはネットワークビジネスの熟練者であり、契約を取ると自分の収益になり、また収益アップが見込めるので契約を取るのに真剣になってきます。
Aさんは熟練者であるために、あらゆる場面、断られてきた経験値が豊富であり下手な断り方では丸め込まれてしまうかもしれません。
その為、もしあなたがネットワークビジネスの勧誘であることをつげられずに、呼び出されて勧誘された場合それは違反行為になります。
その為、勧誘であることを告げられずに呼び出されたら違反行為で訴える伝えてみてもいいかもしれません。
今でも違反と分かっていながらこの行為を行う会社は残念ながらあります。
しかす、このやり方でやっている会社があれば法律違反となります。
もし、相手の話の途中で違和感を感じたら「何か別の目的があった?」とストレートに聞いてみましょう。
もし、あなたがスリーピースのビジネスに興味があるのなら、冷静に話を聞いてみてもいいかもしれません。
その際疑問はしっかりと質問しましょう。
スリーピースの勧誘の上手な断り方
仲の良い友達だから、お世話になっている先輩だからといってネットワークビジネスの勧誘を受け入れて承諾することは絶対のやってはいけません。
優しい人たちだと「断りにくいから…」「ちょっとくらいなら…」と思うかもしれません。
しかしそんな曖昧な理由で行ってはいけません。キッパリ断るべきです!
ネットワークビジネスに興味がなければ、その場でハッキリと断りましょう。
もし、勧誘してきた友人と今後も関係を続けていきたいのなら、
・スリーピースビジネスや商材の否定はしないこと
・友人のアップラインの否定はしないこと
このくらいの気遣いは大事です。
あなたにとってスリーピースや商材に興味がなくても否定はしないでおきましょう。
このことを理解したうえで、尚もハッキリとストレートに断ることが必要です。
中途半端な断り方では、うまく丸め込まれてしまいます。
曖昧な態度だと相手に「まだ可能性がある」と思われます。
ネットワークビジネスでは「どのような断り方」をされたらどのように対処するのかマニュアルが存在します。
断る時は理由を告げず、「興味がない」を押し通しましょう。
「親切に勧誘してくれたことはよく分かったけど、私はこのビジネスや商材に興味がない」
「このビジネスに一生懸命なのは分かったけど人と関わるのが苦手だから勧誘できない」
もしストレートに断っても、しつこく勧誘してくるようであればそれは法律違反ですので、その旨をきっちり伝えましょう。
それでもしつこく勧誘してくる場合、相手は友人としてではなく客として見ています。残念ながらその友達は友達でありません。
スリーピースの勧誘のダメ断り方
先ほども少しお伝えしましたが…やってはいけない断り方というものがあります。
・後で考えるね
・家族に相談してみる
・お金がないから
・時間がないから
・忙しいから
このような当たり障りのない無難な断り方は絶対にやってはいけません。
先ほどもお伝えしましたが、ネットワークビジネスの熟練者はこんな言葉を沢山聞いてきた言い訳です。
反論や対処に慣れており、丸め込まれてしまいます。
そして逆に追い詰められることになります。
「逃げてばかりだと人生の敗北者として終わってしまうよ」
「決断を先延ばしてもいいことない」
「家族に相談?自分のことは自分で決めるべきだよ」
「時間がないなんてありえない」
「今が変わるチャンスだよ!」
「自分の人生は自分で切り開かないと」
「お金がないからじゃなくて、やりたいのか、やりたくないのかが大事」
こうやって畳み込まれて説得されるだけです。
まとめ
仲の良い友人からスリーピースに勧誘されると、断るのには結構勇気が要ります。
断って、その友人との関係が悪くなってしまうことを想像してしまい上手く断ることが出来ない人もいます。
下手な言い訳は逆効果なので、ストレートに飾らないで言い訳もせず断りましょう。
断れなかったばかりに、そのビジネスに労力とお金を使い、友達とお金を失ってしまった・・・
なんてことにならないよう、やりたくない場合には「断り方」を思い出して断りましょう!
- キッパリ断る
- 曖昧な返事はしない
- 二度と勧誘させない
- 友人関係を続けたいなら考えるべきことがある
法に触れる勧誘はできないので引き下がってくれるでしょう。