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オリヴィスのビジネスで被害者が出てしまう理由とは?

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オリヴィスなどのネットワークビジネスは海外では当たり前のようなビジネスです。

しかし、日本ではネットワークビジネスそのものが嫌われている傾向があります。

それはオリヴィスも例外ではありません。

特にネットワークビジネスに関連してネットニュースでは被害者という言葉も出てきます。

ビジネスなのになぜ被害者という言葉が出てくるのでしょうか?

日本という国でオリヴィスなどのネットワークビジネスで被害者という言葉が出てしまうことについて考察していきます。

ねずみ講との違いが分からない

世間ではネットワークビジネスは詐欺まがいのビジネスだと思っている人が多いかと思います。

少なくとも7割くらいの人はネットワークビジネスを怪しいとか危ないと決めつけています

しかし、ねずみ講とマルチ商法は別ものです。

ねずみ講とは俗称のことで、正式には「無限連鎖講(むげんれんさこう)」といいます。

無限連鎖講とは

ねずみ講の特徴は、実際には販売する商品がなく下位メンバーの会員費を吸い上げることで組織を運営しています。組織の会員になるには、(紹介者への)金品の支払いが必要であり、自分が会員になると次は、一人会員を増やすごとに紹介料として「一部の金品」を得ることができます。そうやって親会員から子会員へ、子から孫へと無制限に増殖していき、一番上の親が最も儲かります。しかし人口には限りがあり、入会できる人数にはいつか限界がきます。ねずみ講は最初から破綻が確定しているシステムです。

「ねずみ講」は、一切製品のやり取りを行わず「金品のみの受け渡し」が目的です。

下へどんどん「会員」を増やしていき、入会金として徴収したお金の半分は紹介者、もう半分は「創設者や初期の会員」で分配する方式をとります。

例えば会員1人が必ず2人を勧誘し入会させたとしても、初代1人に対し、2代目は2人、3代目は4人、4代目は8人、5代目は16人と増えていきます。

ねずみ講は会員を勧誘し続け、高額な会員費を払ってもらわなければ儲かりません。

勧誘した人全員が入会するわけでもないため、限界はもっと前に来ます。

分配する方式は組織によっていろんなパターンがあります。

しかし、ピラミッドの一番上が儲かり、下にいくほど儲からないことは共通しています。

ねずみ講(無限連鎖講)は、法律によって禁止されています。

ねずみ講を開設・運営、ねずみ講に加入、加入することを勧誘すること、またこれらの行為を助長する行為も法律で禁じられています。

 

ネットワークビジネスとは

ネットワークビジネスとは消費者参加型の販売システムのことをいいます。

企業側からしたら、コストを最小に抑えることができる立派な販売モデルです。

「自分で使ってみてよかった商品を口コミで親しい人にオススメし広げていく」という流通形態をとっており、マルチ・レベル・マーケティング(Multi Level Marketing:MLM)と呼ばれます。

・広告や宣伝等に余分なコストをかけない分、商品の質が高い。
・参加している人同士がサポートしあう仕組みを持っている。
・削減されたコストは口コミにて販売した消費者に報酬として支払われる
・良い製品を手に入れることができビジネスチャンスまでもらえる
・サラリーマンや主婦でも巨万の富を築くことができる

というのが大きな特長です。

日本では少し前にねずみ講という詐欺が多くありました。

ねずみ講は商品やサービスの販売を目的とせず、お金のやり取りのみで会員を募ったりすることでお金を儲ける方法であり違法とされています。

このねずみ講とネットワークビジネスの仕組みが似ているため、ねずみ講とネットワークビジネスの違いが分からずに詐欺と勘違いしている人が多い印象です。

日本ではお金やビジネスの教育が十分に海外と比べて十分とは言えない印象です。

そのため、ビジネスなどの知識が浅く詐欺と勘違いしている人が多く、誤解されても仕方のないと言えるかもしれません。

ネットワークビジネスは誰でも始めることが出来る

オリヴィス・ネットワークビジネスを行っている人の多くは友人・知人に勧誘されたことがきっかけで始めています。

基本的にビジネスに新規参加してもらうことが出来れば自分の収入アップチャンスに繋がるので入会希望の方を拒否する人はいません。

試験・面接といったふるい落としがないので言い換えれば、きっかけさえあれば誰でも始めることが出来ます。

ふるい落としがいない為、中には下記のような人もいるでしょう。

1.楽に稼げると思っている人
2.自分のことしか考えない自己中心的な人

しかし、実際ビジネスで儲けるには競争に勝つ必要があり、決して楽なものではありません。

始める為には専門的な知識や技術は必要ありませんが、しっかり稼ごうと思うと努力が必要でありビジネスは大変なのものです。

楽に稼ごうとしていたり、自分中心な考えしか出来ない人のせいで口コミの対象となった人に嫌らわれてしまい、オリヴィス・ネットワークビジネス=悪という考えが広まってしまうのかもしれません。

オリヴィスに関する被害者の例

1.聞いた話と実際が全然違う

オリヴィスといったネットワークビジネスは実際に始めてみると、口コミ出来る友人・知人は決して多くないものです。

少ないチャンスをものにしようと口コミする際に都合の良いことばかりを相手に伝える人がいます。

「簡単に稼ぐことが出来る」というように、素晴らしいもののようにみせていますが、オリヴィスに限らずネットワークビジネスは決して楽に稼げるビジネスではありません。

日本では馴染みのないビジネスであり口コミされる側の多くは警戒しています。

警戒されている中で口コミが成功する確率は決して高くないものです。

簡単そうにみえて実際に始めて見ると想像以上に難しく成功出来ないので、聞いていた話と違うと感じる人はいるようです。

2.マッチングアプリで勧誘された

本来出会いの場を求めてマッチングアプリが利用されます。

しかし、マッチングアプリを利用している方の中にはオリヴィスに勧誘するためという人もいます。

意気投合して最後にオリヴィスに勧誘された人からすれば…「最初から勧誘が目的だったのか」となってしまいます。

真剣に出会いを求めている人からみれば、多くの時間を使われることは苦痛ですね。

アプリなどの出会いでは本来の目的で活用して欲しいものです。

3.興味がないのにしつこく勧誘された

オリヴィス・ネットワークビジネスで口コミで商品を紹介したり、ビジネスに勧誘する間に相手が商品やビジネスを必要としているかを探る必要があります。

商品やビジネスの需要がないのに、口コミで紹介しても成功しません。

何気ない会話などからの事前調査が非常に大切ですが、ここを疎かにしている人が多く商品やビジネスを求めていないのに長々と話をされて迷惑だったという話もあります。

勧誘する側としては友人と一緒に稼ぎたいという気持ちが強いかもしれませんが、相手に興味が無い場合は押し売りのセールスマンみたいになってしまいます。

ネットワークビジネスの正当性

  • 法律的に合法
  • 権利的収入(継続収入)の仕組みが作れる
  • MBA(経営学修士)ではMLM講座がある
  • アメリカではハーバード大学等30もの大学でMLMを教えている
  • クリントン大統領演説
  • 月間国会ニュース
  • 副業で始められる
  • 始めるのに、資金や才能・スキルはいらない
  • ドナルドトランプ大統領も推奨

このようにネットワークビジネスは海外では当たり前のビジネスであり正当性のあるものです。

最後に…

オリヴィスという会社やネットワークビジネスそのものが悪い風潮がありますが、決してそのようなことはありません。

オリヴィスは良い会社であり、ネットワークビジネスそのものも正しく行えば稼ぐことが出来る手段です。

ぜひ相手の意見を尊重することを忘れずに誠意あるビジネス活動を心がけて欲しいものです。

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